スペインにワーホリで渡航する際の保険料節約の裏技!!?

今回のテーマは【保険】についてです。

ワーホリや留学の際に必要になってくる海外保険。

できることなら安く済ませたい!!と思うのが本音ですよね。

今日はスペイン渡航の際に関する保険の内容や料金についてご紹介していきます。

 

渡航先・ビザの種類によって必要な保険は種類が違う

まず最初に海外旅行保険とは何なのか?というところですが、

海外旅行保険とは、海外に旅行・留学中に起こった不慮の事故などの治療費や入院費をカバーするものになります。

スペインでは長期学生ビザ(7ヶ月以上)での渡航には日本で海外旅行保険の加入が必須となっています。入っていないとビザは申請できません。

ところがワーホリビザでの渡航の際は、大使館は加入はもちろん進めていますが2019年現在では保険の加入は必須項目にはなっていないため、ビザ申請の際も証明書類は不要とされています。

このシステムは渡航先により異なるのですが、例えばドイツなどは妊娠にも対応できる保険に入っていることが必須だったり制度が異なります。

ですができれば出発前の渡航費用は抑えたい。ということで、日本で保険に加入していくこと、現地で保険に入ることのメリット・デメリットについて次にご説明します。

スペインに渡航する際の海外旅行保険の違い

日本で海外旅行保険に加入してくるメリット・デメリット

まず日本で海外旅行保険に入ってくるメリットですが、

  • 補償が手厚い
  • プランが選択制
  • 携行品の盗難などの場合も保険の対象のプランも
  • 日本語での対応デスクや電話など渡航してからもサポートがある

などといったところでしょうか。

その一方デメリットとしては

  • 金額が高い
  • 日本を出てしまうと加入することが出来ない

が挙げられます。

一番はやはり安心感があるといったところでしょう。

日本にいるときに母国語で相談できるのでプランの選択などもしやすいですし、万が一の時は日本語対応の病院など提携先の情報ももらえます。

がその一方でやはり値段は高めとなります。約一年で20万前後は覚悟しておいた方がいいのではないでしょうか。

スペインで現地のプライベート保険に入るメリット・デメリット

そして現地で保険に入る場合ですが、スペインではプライベート保険というものがあります。

これはスペインの現地の人も入っている人がいるものなのですが、簡単に説明すると、スペインでは住民は公共の医療機関はタダで受診することが出来ます。(薬などは実費)

でも公共の医療機関ということは多くの人が集中するため、予約で何日も待ったり、受診してから専門の科に回されたりと、診察してもらえるまでに少し(かなり?)時間がかかります。

プライベート保険に加入しているとそういった時間を省くことが出来ます。

ただ住民でないので、現地で健康保険に加入しようと思うとこのプライベート保険に加入することになります。

メリットとしては、保険料が日本の海外旅行保険に比べて安いということ。選ぶ会社やプランにもよりますが、1年間で約8万円程。

デメリットとしては、日本の海外旅行保険でカバーできる携行品の盗難や、万が一何かあった際の家族の渡航費などのカバーはもちろんありません。病院にいく際はスペイン語での診察になります。(病院によっては先生が英語を話せる場合もありますが少ないです。)

料金はかなり差が出るので悩むところですが、何を補償したいかをしっかり考えて選ぶ必要がありますね。

そして私が実際スペインのワーホリで来た際にどうしたかというと、

現地のプライベート保険に入ろうと思っていた時に、公共の病院にいける保険をゲットした

ということでした。

クレジットカードでカバーされている3ヶ月の間にプライベート保険を検討しようと思っていたのですが、その間に就職するサロンが決まり労働契約の際に必要になるセグリダソシアル(公共の社会保険)のナンバーを貰えたので保険に入らないという選択をしました。

ワーホリで渡航する際の保険料を節約する裏技?!

この方法はワーホリでの渡航の際に使用できる裏技チックな方法なのですが、

  • 住民票を抜かずに国民健康保険に加入したまま渡航する
  • 現地でセグリダソシアルのナンバーをもらう

という方法です。

まず国民健康保険なのですが、実は海外での医療費も対象になります。

住民票を抜くと、住民税はかからなくなるのですが国民健康保険に加入できないため万が一の時この方法は使えません。

メリットとしては日本の国民保険でそのままカバーできるということなのですが、

デメリットとしては携行品などの盗難などはもちろん保険が効きません。

そして先ほど出て来たセグリダソシアルですが、これは就職先のオーナーが支払う義務があるので給与から天引きされたり方法は就職先によって異なりますが最低の契約時間週10時間の労働で€150です。

月々約18000円ほどの保険料の支払いというと結局日本で保険に入ってくるのと同じになりますが、自分で負担するとなれば、入れてラッキーと思うか、働くために保険・・・と思うかどうかといったところですよね。

私はタイミング的に現地のプライベート保険にさらに入ることはしませんでしたが、日本でもよく病院に行っていた方や体が弱い方は渡航前にしっかりと検討してから日本を出られることをお勧めします!!

投稿者プロフィール

naomi
naomi
出身地:奈良県出身
趣味:旅行(現在20カ国、40都市)・お酒(ビール)
経歴:関西の美容学校を卒業後、語学留学でイギリスへ。帰国後TONI&GUYでアシスタントして働き始める。25歳の時に手荒れとストレスからアイデザイナーに転職。
27歳でワーホリでカナダ・トロントへ。現地の美容室で働きフリーランスでマツエクも行っていた。
現在スペイン・バルセロナでワーホリ中。美容室でアイデザイナーとして勤務。
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